僕たちは未来をつかまえに行くんだ

未来から見て わたし達は今どこにいるのかな。

行きたい場所まで、あと何kmですか。

 

未来の自分に「大丈夫。」と言ってもらうのは昔からのわたしの癖だ。

「辛いね。苦しいね。でももう少し。ちゃんとこの場所に辿り着くから。」

そうやって未来の自分に大丈夫をもらっては

こんなところで立ち止まっていられない、と自分を奮い立たせる。

この癖が始まったのは中学とか高校とか思春期の頃だった。

それまでの過去にあった辛さも、越えてきた今なら「大丈夫だよ」と言ってあげられると思ったのが始まりだ。

 

勿論、過去の自分や未来の自分と話すことはないし、

未来がどうなるかなんて誰も知らない。

勝手に創り上げた"未来の自分"は、きっと今の自分の理想で

行きたい場所にいる自分を思い浮かべれば今を踏ん張れる、そういう思考回路だろう。

 

今日も、、まぁ、今に始まったことではないけれど

悔しくてたまらなくて、何かを呑み込むように深呼吸をした。

わたしはあまり悲観的に物事を考えないタイプだし、

マイナスの言葉を発するのも嫌いだ。

辛いからって、闇に墜ちてしまうのは簡単で。

でもそんなとき決まって思うのは、「SMAPと同じ場所にいたい。」

悪口も言わず言い訳もせず傷だらけでも痛いくらいに照らされた光の中に立っている彼ら。

こんなところで諦めるなんて絶対嫌だな。

彼らに添い遂げようと覚悟を決めたのは何度目の突如だったっけ。

 

辛くても悔しくても悲しくても

前に進めば未来はある。

わたしの掴みたい未来は、ここにはないのだ。

だから進もう。

 

僕たちは未来をつかまえに行くんだ

ここにたくさん大切なものがあるから 前を向いて

 

 

未来から見て わたし達は今どこにいるのかな。

行きたい場所まで、あと何kmですか。

今日も未来の自分に問う。

「大丈夫。遠回りだけど、確実に行きたい場所に辿り着くよ。」

そこには一緒に…と言いかけてやめる。

わたしの行きたい場所には常に、一緒にSMAPがいるから。

つかまえたい未来は、SMAPと笑いあういつもの日常だ。

 

 

前に 前に 僕ら走り続け

いつか辿り着くさ 夢見てた場所へ

前に 前に いつでも 前に 前に

空の彼方 僕らもっともっと飛べるよ

 

 

「想いが伝わらなかった」

「やれることはやった」

そうじゃない。

想いはちゃんと届いているし、今後何かが動く可能性だってある。

まだまだやれることはある。

 

わたし達が諦めない限り

何ひとつ終わりじゃない。

 

 

 

f:id:keornyuushi:20170801131436p:plain